​kadai / stool

美容室のスタッフ用として制作。軽く腰掛けたり、ときには何かを飾るなど多目的に使えるものを目指し、「花台」という道具をモチーフにした。これは本来花瓶を置くための道具で、天板は腰くらいの高さまであり、かつ部材も細く、座るのには適さない。
しかしスツールと構造が似ているため、接合の工夫で強度を高めれば持ち前の繊細さや軽さを保ったままスツールとして使えるようになると考えた。6坪というスペースの中でも、圧迫感を与えない見た目や軽さはそのままメリットになるはずである。
 
素材:チェリー
w300×d300×h550mm
座面 250×250mm​